2019-02-21から1日間の記事一覧

海と毒薬

「九州大学生体解剖事件」を題材にした遠藤周作の小説。この本を読んでみようと思ったのは、先日拝読したリチャード・フラナガンの「奥のほそ道」の中でこの事件が取り上げられていたからなのだが、実際に“生体解剖”が行われたのは敗戦間近の1945年5月のこ…