2018-07-11から1日間の記事一覧

 落日燃ゆ

東京裁判でただ一人文官として絞首刑になった広田弘毅の生涯を描いた城山三郎の小説。正直、広田に関しては戦時中に総理大臣を務めたこと以外ほとんど予備知識はなかったのだが、本書によると福岡県在住の貧しい石工の息子として生まれ、大アジア主義を標榜…